foolishpride.
2010-03-31
倉阪鬼一郎「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」
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第三回世界バカミス☆アワード受賞作。 僕のぼんやりとした記憶では「バカミス」というと昔は、読者の裏を掻こうとする野心の余り、違うレベルに突き抜けてしまったような設定や大トリックを茶化すような意味で使われていたのだがな。宝島の「このミステリーがすごい」なんかでは、本格ミステリ作...
2010-03-29
アントニイ・バークリー「毒入りチョコレート事件」
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言わずと知れた歴史的作品であります。 もちろん再読なのだけれど、昔は探偵役がロジャー・シェリンガムの作品で邦訳されている長編は他に無かったのです。バークリイ名義のもので他に読めたのは『トライアル&エラー』くらいで、だいぶ後になって『ピカデリーの殺人』が紹介されたわけで、これ...
2010-03-21
The Monkees / The Birds, The Bees & The Monkees
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ライノ・ハンドメイドからモンキーズの5枚目のアルバム「The Birds, The Bees & The Monkees」(1968年)が3枚組ボックスになって出ました。 モンキーズの4枚目までのアルバムは通常のライノからステレオ+モノラルミックスの2枚組でリイシューされ...
2010-03-05
エラリー・クイーン原案 飯城勇三編「ミステリの女王の冒険 ― 視聴者への挑戦」
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「刑事コロンボ」のR・レヴィンソンとW・リンクのコンビが手掛けたテレビドラマ「エラリー・クイーン」、そのシナリオのうち未発表を含む5本を収録。 「エラリー・クイーン原案」とありますが、一作を除くとクイーン作品をそのまま元にしたものは無く、クイーンの作品世界を独自に再構築したも...
2010-02-28
カーター・ディクスン「一角獣の殺人」
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1935年発表、だからカーに脂が乗っていた時期のヘンリー・メリヴェールものです。 舞台はフランス、外部から隔絶された古城。 そこに集まった人々の中には変装の名人である国際的な怪盗と、フランス警視庁が誇る名探偵、その二人ともが正体を隠して紛れ込んでいる。 そして起こる衆人...
2010-02-21
ヘレン・マクロイ「殺す者と殺される者」
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「図書館は自伝をフィクションとして分類すべきだ ― わたしはかねがねそう思っていた」 そんな書き出しで始まる一人称小説。いかにも信用できない語り手という感じではある。と言ってもこの主人公は虚偽を書いたり、重要なことをあえて書かなかったりするわけではない、誠実な語り手ではありま...
2010-02-01
綾辻行人「Another」
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既に色々なところで言われてるように、『Another』は綾辻行人の新たな代表作になるのかな。力作だけど、重くなっていない。 中学校を舞台にしたホラーで、死人はばたばたと出るものの、それほど怖くない。この作者らしい雰囲気重視のねっちりした描写は今回控えめで、(キャラ萌え要素も...
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