foolishpride.

2014-03-30

泡坂妻夫「煙の殺意」

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作者の初期にあたる1976~79年に発表された短編8作を収録。 この時点にしてナラティヴの豊かなこと。謎の形態は勿論、読み物としてのバラエティが流石です。 「赤の追想」 ホームズ譚を思わせる導入も愉しい、日常に潜んだ謎を扱ったもの。わずかな登場人物、内容の半分以上を回...
2014-03-23

E・C・R・ロラック「鐘楼の蝙蝠」

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「死体をしょいこまされた場合、将来の不都合を避けるためには、どういうやり方で始末するのがいいだろうか?」 居心地の良い客間で行なわれた冗談半分の議論、だが、それは後に起こる犯罪を暗示するものであったのか。謎の脅迫者に付きまとわれていた作家は、突然に行方をくらました。また、同じ...
2014-03-22

J.J. Jackson / J.J. Jackson (eponymous title)

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1950年代末から活動していたらしいニューヨーク出身のシンガー、J.J.ジャクソン。裏方としてアレンジや作曲の仕事もしていたそうなのですが、これは1967年になってようやく出された自身のファーストアルバム。プロデュースはルー・フーターマンという、ブラザー・ジャック・マクダフなん...
2014-03-16

John Sebastian / John B. Sebastian

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英Edselより、ジョン・セバスチャンがリプリーズに残したスタジオアルバムをまとめたものが出ました。こういったCDセットは最近多いですが、今回のものにはDVDが付いているのが目玉であります。 その内容はというと、1970年にBBCで放送されたスタジオライヴ「In Concer...
2014-03-09

アガサ・クリスティー「ゼロ時間へ」

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「わたしはよくできた推理小説を読むのが好きでね」彼は言った。「ただ、どれもこれも出発点がまちがっている! 必ず殺人が起きたところから始まる。しかし、殺人は結果なのだ。物語はそのはるか以前から始まっている」 1944年発表の長編。探偵役はバトル警視で、彼が出てくるものとしては...
2014-03-03

Bobby Womack / Communication

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1970年代前半のボビー・ウォマックのアルバムはどれも快適なサウンドのものだけれど、最近よく聴いているのはこの「Communication」(1971年)で、マスル・ショールズ録音ね。 冒頭のタイトル曲こそ粘るようなファンクですが、それ以外はゆったりとした、懐の深さを感じさせ...
2014-03-02

トマス・フラナガン「アデスタを吹く冷たい風」

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――おれはなにも怖れてはおらん。卑怯者だから怖れんのだ。希望を失ったから怖れることがなくなったのだ。 1949~58年の間にEQMM誌上に発表された作品を収録した、日本独自の短編集。作者は歴史小説家でもあるそうですが、ミステリ畑における作品はここに収められているもので全ての...
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