foolishpride.
2014-06-29
泡坂妻夫「11枚のとらんぷ」
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泡坂妻夫の第一長編、まさに奇術づくし。角川文庫からの出し直しです。 全体が三部構成になっていて、第一部は地方の公民館が舞台。奇術サークルの発表会、そのステージが行われている時間に殺人事件が起こる。事件現場にはその奇術サークルにかかわりの深い短編集「11枚のとらんぷ」に基づい...
2014-06-23
広瀬正「マイナス・ゼロ」
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1970年の、実に楽しいSF。 タイムマシンによって昭和38年から20年前の世界に飛ばされてしまう男の奮闘が物語の中心を占めている作品なんですが。戦時中における東京の風俗を生活感豊かに描き出すことによって、優れた歴史小説にもなっているのですね。 主人公は自分の持っている未...
2014-06-21
The Zombies / R.I.P.
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米Varese Sarabandeよりのリマスターです。まあ、4枚組の「Zombie Heaven」を持っていればいらないかもですが。今回のリリースでは元々意図されていた曲順・ミックスのものを採用した、ということであります。 ざっとおさらい。 ゾンビーズというグループはセ...
2014-06-15
アガサ・クリスティー「ホロー荘の殺人」
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アンカテル夫妻の住むホロー荘、そこには何人かの親類縁者が訪れていた。そして、近くに別荘を借りていたエルキュール・ポアロも昼食の招待を受ける。ホロー荘の中庭に案内されたポアロ、その目の前には血を流して倒れている男と、拳銃を持って呆然とする女が。 1946年発表、エルキュール・...
2014-06-02
パトリック・クェンティン「女郎蜘蛛」
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クェンティンのピーター&アイリス・ダルース夫妻シリーズというのは、窮地に巻き込まれたピーターがなんとかそこから脱する為に事件の謎を解く、というのが基本的な設定であって。純粋に謎解きだけ、もしくはサスペンスだけを取り出してみると中途半端ということになりかねない。両者の相乗効果が魅...
2014-06-01
John Lennon / Walls and Bridges
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1974年リリース作。一番よく聴いたジョンのアルバムがこれ。個人的にはシリアス過ぎる表現というのは好きではない。辛気臭い曲に鹿爪らしく聴き入るのではなく、素直に「あ~、つまんねえなあ」と言えるようなほうがいい。 「Walls and Bridges」では、制作時期にヨーコと離...
2014-05-25
Donald Byrd / Fancy Free
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ドナルド・バード、1969年発表作。ジャケットのイメージそのまま、生々しさが希薄で浮遊感溢れるサウンドを聴かせてくれます。 エレピを弾いているデューク・ピアソンがプロデューサーも兼ねているのだけれど、アルバム全体の印象を決定付けているのも彼の演奏のようだ。 収録曲ではなん...
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