foolishpride.

2015-03-30

青崎有吾「体育館の殺人」

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三年前の鮎川哲也賞作品。文庫化に際して大幅に改稿されているそうであります。 密室殺人とフーダニット、いっそ潔いくらいにそれだけですな。 キャラクターはペラペラですけど展開はテンポ良く、読みやすい。探偵役はもったいぶることなく、気前良く推理を開陳し続けてくれるのでだれ場もな...
2015-03-29

Eugene Record / The Eugene Record

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昨年の暮れ、英Expansionからユージン・レコードのソロが2in1でリイシューされました。ファースト「The Eugene Record」、セカンド「Trying To Get To You」とも海外では初CD化のよう。 僕の中では何となく、'70年代のシカゴ・ソ...
2015-03-22

フィリップ・K・ディック「ザップ・ガン」

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1967年発表作で、実際にはその三年前に書かれていたそう。 これも再読だ。そんなことばかりしていていいのか、と思わなくもないのだが。内容を覚えていないのだから、いいのだ、きっと。 時は2004年、地球は軍事的にふたつの勢力に分かれていた。アメリカに代表される西側とロシアを...
2015-03-20

アガサ・クリスティー「葬儀を終えて」

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「だって、リチャードは殺されたんでしょう?」 アパネシー一族の当主、リチャードが急逝した。その葬儀後、屋敷では遺言状が公開されて、金銭的に困っていた縁者たちの間にはこれでひとまず安心、といった表情が広がっていた。そんな中、末妹であるコーラの発言が波紋を呼ぶ。 翌日、コーラの...
2015-03-15

アンナ・カヴァン「氷」

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1967年発表の、文明社会が氷によって征服され終焉していくというお話で。取り掛かる前はぼんやりと、J・G・バラードの『結晶世界』のようなものを予想していたのだが。 読み始めて思ったのは、なんかもう、やりたい放題だな、ということ。辻褄合わせや筋道の説明に囚われない作品でありま...
2015-03-14

The Mike Cotton Sound / The Mike Cotton Sound (eponymous title)

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もしかしたらキンクスのファンのうちには「Muswell Hillbillies」に絡めてその名を記憶しているひともいるかもしれない、マイク・コットン・サウンド。1950年代終わりからトラッド・ジャズを演奏していたグループが母体だそうで。それが、ビート・グループが台頭してきたころ...
2015-03-07

ヘレン・マクロイ「歌うダイアモンド」

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〈クイーンの定員〉にも採られた自選短編集 "The Singing Diamond and Other Stories" に、中編「人生はいつも残酷」を加えたもの。 バラエティに富んだ内容からは、マクロイが自身の持つさまざまな方向性をショウケースにして見せ...
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