foolishpride.
2023-12-20
平石貴樹「スノーバウンド@札幌連続殺人」
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誘拐とその後に起こった殺人事件、その過程が関係者たちによって不規則なリレー式に書き継がれる。 はじめは誘拐犯が殺され、その殺人犯を探すという話なのだが、背景にある暴力教師や宗教団体が絡みだして、事件の様態がどんどん変わっていく。 十代の若者たちによって内輪向けに書かれた部...
2023-12-17
はっぴいえんど / はっぴいえんど (eponymous title)
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近年は加齢及び長年の酷使のせいで聴力が衰えてきております。旧譜を新しいマスタリングで出し直されても、元となるマスターテープが同じだとそんなに大きな変化を感じない場合が多くなりました。これブラインド・テストだとわかんないかな、という。実際には波形が前のと一緒じゃん、という詐欺に近...
2023-12-09
横溝正史「犬神家の一族」
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すべてが偶然であった。なにもかもが偶然の集積であった。しかし、その偶然をたくみに筬にかけて、ひとつの筋を織りあげていくには、なみなみならぬ知恵がいる。 1951年の金田一耕助もの長編。 莫大な遺産に異様な遺言状。お互いに憎しみあう一族。当然のように殺人事件が起こります。...
2023-11-23
アンソニー・ホロヴィッツ「ナイフをひねれば」
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英国では昨年に発表された探偵ホーソーンものの第四作。 今作ではホロヴィッツがホーソーンに、もう新たにお前が主人公の小説は書かない、と訣別を告げる。しかし、その後にホロヴィッツは殺人事件の容疑者として逮捕され、頼れるのはあいつしかいない、となる。 今更に気付いたのですが、作...
2023-10-28
梶龍雄「龍神池の小さな死体」
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1979年長編。作品内の時代はさらに11年さかのぼります。 大学教授の仲城智一は23年前の戦時中に、幼い弟を疎開先の事故で亡くしていた。だが現在になり、病気で死を迎えようとした母親は智一に、お前の弟は殺されたのだ、と言ったのだった。 遠い過去に起きた事故が実は犯罪による...
2023-10-15
ジャニス・ハレット「ポピーのためにできること」
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司法弁護士タナーからふたりの実務修習生、フェミとシャーロットに資料を提供するので、それを読んで考察を行うようにという課題が出される。彼らに預けられたのは時系列に整理された、メールやメッセージ、新聞記事などからなる膨大なものだった。 果たして何についてのテキストかわからないまま...
2023-10-09
Dee Dee Warwick / Foolish Fool
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ディー・ディー・ワーウィック、1969年にMercuryよりリリースされたセカンド・アルバム。 二年前に出された ファースト がそうであったように、それまで断続的に録音されていたものを集めたもので、シングルが当たったタイミングでそれらをまとめて出した、という感じ。 ゆえに...
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