foolishpride.
2024-02-24
横溝正史「女王蜂」
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伊豆の沖にある月琴島育ちの美貌の娘、智子は18歳を迎えると義理の父親のいる東京の屋敷に引き取られることになっていた。だが、その日がくる直前に警告文が舞い込む。彼女が島を離れたなら、その前には次々と死人が出るだろう、というのだ。 1952年、金田一耕助もの長編。 設定や展開...
2024-02-18
鮎川哲也「竜王氏の不吉な旅」
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バー「三番館」のバーテンダーが謎解きをする作品集、その光文社文庫版の一冊目。作品は発表順に並べられているそうで、本書はシリーズ最初期、1972~74年 のものがまとめられています。 収録されている作品には中編といってよいボリュームのものが多く、謎が複数用意されていたり、プロッ...
2024-01-30
S・S・ヴァン・ダイン「グリーン家殺人事件」
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6年ぶりくらいの新訳ヴァン・ダインであります。一作目 『ベンスン殺人事件』 と次の 『カナリア殺人事件』 の新訳の間にも5年ほどインターバルがあったので、これはもう、そういうものなのだろう。『グリーン家殺人事件』は1928年の作品なので、百周年までには間に合った。 以前に...
2023-12-20
平石貴樹「スノーバウンド@札幌連続殺人」
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誘拐とその後に起こった殺人事件、その過程が関係者たちによって不規則なリレー式に書き継がれる。 はじめは誘拐犯が殺され、その殺人犯を探すという話なのだが、背景にある暴力教師や宗教団体が絡みだして、事件の様態がどんどん変わっていく。 十代の若者たちによって内輪向けに書かれた部...
2023-12-17
はっぴいえんど / はっぴいえんど (eponymous title)
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近年は加齢及び長年の酷使のせいで聴力が衰えてきております。旧譜を新しいマスタリングで出し直されても、元となるマスターテープが同じだとそんなに大きな変化を感じない場合が多くなりました。これブラインド・テストだとわかんないかな、という。実際には波形が前のと一緒じゃん、という詐欺に近...
2023-12-09
横溝正史「犬神家の一族」
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すべてが偶然であった。なにもかもが偶然の集積であった。しかし、その偶然をたくみに筬にかけて、ひとつの筋を織りあげていくには、なみなみならぬ知恵がいる。 1951年の金田一耕助もの長編。 莫大な遺産に異様な遺言状。お互いに憎しみあう一族。当然のように殺人事件が起こります。...
2023-11-23
アンソニー・ホロヴィッツ「ナイフをひねれば」
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英国では昨年に発表された探偵ホーソーンものの第四作。 今作ではホロヴィッツがホーソーンに、もう新たにお前が主人公の小説は書かない、と訣別を告げる。しかし、その後にホロヴィッツは殺人事件の容疑者として逮捕され、頼れるのはあいつしかいない、となる。 今更に気付いたのですが、作...
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