foolishpride.
2025-02-07
平石貴樹「室蘭地球岬のフィナーレ」
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昨年発表された長編で、函館を舞台にしたシリーズの最終作です。 関係者が重複した事件が断続的に三度起こるのだが、個々の事件の結びつきが見出しにくい。シリーズのこれまでの作品同様、複雑に絡み合った人間関係が背景にあり、さらに遠い過去にも何やら因縁が。 前作 の後、探偵役である...
2025-01-25
ジャニス・ハレット「アルパートンの天使たち」
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英国では2023年に出されたジャニス・ハレットの第三長編。文庫で750ページ弱と、デビュー作であった 『ポピーのためにできること』 より、ちょっとだけ厚い。ページの余白が多いので、実際の分量としては見かけほどでもないのですが。 今作も地の文がなく、メッセージ・アプリのログにメ...
2025-01-09
有栖川有栖「砂男」
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6作品が収録された短編集。文庫オリジナルの企画ですが、入っているのが単行本未収録作品ばかりとあっては見逃せない。選定のしばりから、書かれた時代がばらばらなだけでなく、江上次郎ものと火村英生ものの両シリーズが共存するという事態が発生しています。まあ、一編ずつ読むには関係はないので...
2025-01-03
「有栖川有栖に捧げる七つの謎」
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若手作家7人による有栖川有栖トリビュート作品集。緩いものかと思いきや、みなさん本気。純粋にミステリ短編として力のこもったものが揃っており、かつテイストもさまざま。 青崎有吾 「縄、綱、ロープ」 火村英生ものの、相当に完成度が高いパスティーシュ。知らずに読んだら有栖川有栖...
2024-12-31
アントニイ・バークリー「地下室の殺人」
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とある住宅の地下室、その床下から女性の射殺体が発見される。調査にあたったモーズビー警部は、苦心の末に被害者の身元を突き止める。彼女はある学校で働いていたのだが、モーズビーは友人の小説家ロジャー・シェリンガムがそこで臨時に授業を行っていたことを思い出し、彼のもとを訪ねるのだった。...
2024-12-01
アンソニー・ホロヴィッツ「死はすぐそばに」
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探偵ホーソーンもののシリーズ5作目で、英国でも出たのは今年だそう。 これまでの作品ではすべてワトソン役であるホロヴィッツによる一人称で語られていたのだが、今作は三人称を採用、事件関係者たちの視点より物語が始まる。そこでは殺人が起こる以前、被害者が皆からいかに嫌われていたかが...
2024-11-10
Chris & Peter Allen / Album #1
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まさにサンシャイン・ポップのファン待望のリイシュー、と言いたいところなのだが。出してくれたのは隣接権切れ専門のオールデイズレコード。ということは板起こしか。 国内流通仕様の輸入盤という体になっていますが、例によって音源のライセンスに関するクレジットは何も記されていませんし、原...
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