foolishpride.
2025-03-29
R・オースティン・フリーマン「ソーンダイク博士短編全集Ⅰ 歌う骨」
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<クイーンの定員>にも選ばれたふたつの短編集を収録。この本は4年ほど前に読みかけていたのだけれど、半分くらいのところで放置していました。で、もう一度、頭から読み直した次第。 まずは1909年に出た第一短編集『ジョン・ソーンダイクの事件記録』から。八作品が収録されています。...
2025-03-20
ジェローム・ルブリ「魔王の島」
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このフランスの作家さんの長編はふたつ翻訳されているのですが、その評判はどちらも毀誉褒貶相半ばというところ。下げているほうも本気っぽいようなのをお見受けして、逆に興味をひかれた次第。まあ、読んでみなければ始まらない。 この『魔王の島』は──2019年に発表された第三長編で、母...
2025-03-09
Badfinger / Head First
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昨年の暮れにバッドフィンガーの「Head First」の50周年盤というのがリリースされました。実際に「Head First」が世に出たのは2000年ですが、制作されたのは1974年の12月なのです。 過去に出された「Head First」は、録音エンジニアによってリファレ...
2025-02-07
平石貴樹「室蘭地球岬のフィナーレ」
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昨年発表された長編で、函館を舞台にしたシリーズの最終作です。 関係者が重複した事件が断続的に三度起こるのだが、個々の事件の結びつきが見出しにくい。シリーズのこれまでの作品同様、複雑に絡み合った人間関係が背景にあり、さらに遠い過去にも何やら因縁が。 前作 の後、探偵役である...
2025-01-25
ジャニス・ハレット「アルパートンの天使たち」
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英国では2023年に出されたジャニス・ハレットの第三長編。文庫で750ページ弱と、デビュー作であった 『ポピーのためにできること』 より、ちょっとだけ厚い。ページの余白が多いので、実際の分量としては見かけほどでもないのですが。 今作も地の文がなく、メッセージ・アプリのログにメ...
2025-01-09
有栖川有栖「砂男」
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6作品が収録された短編集。文庫オリジナルの企画ですが、入っているのが単行本未収録作品ばかりとあっては見逃せない。選定のしばりから、書かれた時代がばらばらなだけでなく、江上次郎ものと火村英生ものの両シリーズが共存するという事態が発生しています。まあ、一編ずつ読むには関係はないので...
2025-01-03
「有栖川有栖に捧げる七つの謎」
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若手作家7人による有栖川有栖トリビュート作品集。緩いものかと思いきや、みなさん本気。純粋にミステリ短編として力のこもったものが揃っており、かつテイストもさまざま。 青崎有吾 「縄、綱、ロープ」 火村英生ものの、相当に完成度が高いパスティーシュ。知らずに読んだら有栖川有栖...
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