本日到着したCD、英rpmによるジェイ&ザ・テクニクスの編集盤です。
黒人が歌ってると思わずに、ブルー・アイド・ソウルと思い込んで聴けば凄くいい出来栄えなんだよねえ。
1960年代後半、彼らはアルバムを2枚出していたらしいが、CDとしてはもう10年以上前かな、ファーストとベストが1枚出たきりだったはず。
僕は前のベスト盤も持っているのだけれど、そっちは20曲入りで今はちょっと手に入れにくくなってるんじゃないかな。今回のCDは28曲入りとなってます。
このCDの裏側には「フィリー・ソウルとモータウン・ビートのブレンド」なんて書かれていますが、早い話がバブルガム・ソウル。フォー・トップスあたりをベースにしながら、もっと垢抜けたような軽快な感じで、ノーザン・ソウルとして聴ける曲も無いではない、といったところ。
むしろ、ここ日本では彼らの存在はソフトロック関連で取り上げられて、広く知られるようになったのでは。
ジェイ&ザ・テクニクスのレコードの制作はボビー・ヘブやスパンキー&アワ・ギャングの仕事で知られる、ジェリー・ロスが手掛けていました。ロスの持ち味はソウル風味のポップス、あるいはシュガー・コーティングされたノーザン、といったところでしょうか。プロデューサーとしてはケニー・ギャンブル&リオン・ハフの師匠のような存在だったそうで、そう知るとなるほど、彼の関わった曲は今聞いても洒落たセンスが感じられるかな。
"Hurtin' Myself" という曲なんか、後のスタカンの有名曲を思わせますよ。
黒人が歌ってると思わずに、ブルー・アイド・ソウルと思い込んで聴けば凄くいい出来栄えなんだよねえ。
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