リンダ・ジョーンズというのは1963年から’72年まで活動したニュー・ジャージーのレディ・ソウル。このCD、タイトルはベスト盤のようであるけれど、1967年にリリースされたファーストアルバム「Hypnotized」全曲にシングルオンリーの9曲、未発表1曲を加えた'60年代音源集、であります。
しかし、アマゾンのレヴューでも書かれているのだけれど、このCDはクレジットされているのと実際に入っている曲順がまるっきり別になっていて、困るね。本来、アルバム・シングル・未発表の順に並べられているべきものが出鱈目になっているので、プログラミングするかCD-Rに焼きなおして聴かなくてはならないのだな。
制作がニュー・ジャージーのスウィート王、ジョージ・カーとあってバックの音は甘さを漂わせたものになっているのだが、このリンダ・ジョーンズというひとはゴスペル仕込みで、どの曲でも全力をぶつけてくるスタイルであって、特にスロウでは迫力満点ですね。曲によっては甘いバックにディープなボーカルの取り合わせがトゥーマッチな気もするのだが、うまくいっているときはボーカルの力強さが引き立っていて、やはりそのうちでも代表曲 "Hypnotized" は、ゴージャスなアレンジとディープさのバランスが魅力です。
しかし、アマゾンのレヴューでも書かれているのだけれど、このCDはクレジットされているのと実際に入っている曲順がまるっきり別になっていて、困るね。本来、アルバム・シングル・未発表の順に並べられているべきものが出鱈目になっているので、プログラミングするかCD-Rに焼きなおして聴かなくてはならないのだな。
制作がニュー・ジャージーのスウィート王、ジョージ・カーとあってバックの音は甘さを漂わせたものになっているのだが、このリンダ・ジョーンズというひとはゴスペル仕込みで、どの曲でも全力をぶつけてくるスタイルであって、特にスロウでは迫力満点ですね。曲によっては甘いバックにディープなボーカルの取り合わせがトゥーマッチな気もするのだが、うまくいっているときはボーカルの力強さが引き立っていて、やはりそのうちでも代表曲 "Hypnotized" は、ゴージャスなアレンジとディープさのバランスが魅力です。
とにかく張りがあって出し惜しみないボーカルが凄いのだけれど、アップでの乗りも上々。所謂ノーザンの曲はおおむねモータウンを意識したつくりでありますが、いずれも格好よく、"A Last Minute Miracle" という曲などは’60年代ポップス特有の非常に凝った展開ながら、決して軽くならないまま唄いこなしているのを聴くと単純に、上手いねえ、と。
とてもポップな音つくりなのですが、未発表まで全曲手抜きなしのソウルフルなボーカルなので、聴くひとは選ぶかも。濃ゆいです。
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