2009-05-29

waxpoetics JAPAN 04


僕が現在、唯一購読している雑誌なのだけれど、田舎住いの身とあって本屋にこの雑誌が置いていないので立ち読みができない、というのが理由だったりする。
実際、僕が興味があるのは古いソウルやジャズの記事なのであって、あと、アナログ盤についての文章は読み物として面白いかな。で、それだけだと全体の半分くらいのものである。1,200円払って、正直勿体無いとは思う。
ただ、この薄い本に細かい字でもって記事が詰め込まれているのを見ると、頑張ってるなあ、もうちょっと付き合ってみるか、という気もする。

さて、今号からアマゾンでの予約注文が可能になっていたので、今回は発売すぐで入手できた。
表紙・特集はリー・ペリー。
個人的な読みどころはジャボ・スタークスのインタビューと前号からの続きのワッツタックス。

まだ、全体にはざっとしか目を通していないのだけれど、印象深かったのはスノウボーイのコメント。
「ノーザン・ソウルはほぼ完全に白人だけの、レトロ趣味なムーヴメントだったんだ。つまり、ノーザン・ソウルが始まったのは70年代だったが、彼らは60年代の音楽で踊っていた。それは今も変わっていない。そして黒人の客は、全くと言っていいほどレトロな音楽には興味を持たなかった。彼らはリアルタイムの、新しい音楽で踊ることを好んだんだ」
漠然と知ってはいたことだけれど、改めて現場のひとの言葉で聞くと、ああやっぱり、と思うよね。

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