2011-06-17
Paul McCartney / McCartney
バーカ、バーカ、俺のバーカ! こんなもん買っちゃったよ。
ポール・マッカートニーのアルバムでも結構好きなものとそれほどでもないものの2作、まとめてデラックス版で。
ホントはこんなに高価なものに手を出したくなかったのだが、「Band On The Run」のときのようなDVD入りで手頃なパッケージのやつが、今回は用意されていないのだ。相当悩んだのだけど、結局このゴツい奴を入手しました。
これ買っちゃうとなあ、ハイレゾ音源のダウンロード権が付いてくるでしょう。今まで手を出してこなかったPCオーディオの世界に足を突っ込むことになるんだよなあ。ああ、もう面倒臭い。
しかも、これ、扱いづらいな、重たいし。
とりあえず、ファーストソロである「McCartney」(1970年リリース)を聴いています。
ひとり多重録音で制作されたもので、EMIスタジオで録った一部の曲以外はざっくりしたデモっぽい感じの手触り。商売っ気の薄さが魅力のアルバムなので、これ、ファンじゃない人が聴いたら結構しようもないと思うかも。
インストや小品のような曲でも、そこかしこにポールならではのきらめきが感じられるのだけれど。
ボーナスディスクにはデモ、アウトテイクとともに1979年のグラスゴーでのライブが3曲。後々、このライブの全長版が出るという噂もあります。
さてDVDの方。まずはポール自身が語るアルバムストーリー。アニメーションは凝ったつくりですが映像は少な目。
続いては1970年、スコットランドでの映像。アルバムカバーにもなっている海辺でのホームビデオです。あんまり見てると泣きそうになるな。
"Maybe I'm Amazed" のミュージックビデオは当時の写真が次々と流れていく構成。
"Suicide" は「Band On The Run」リイシューのDVD収録「One Hand Clapping」からこれだけカットされていたもの。いかにも中途半端でありますな。
"Every Night" はカンボジア難民救済コンサートから。昔、ヤングミュージックショーでも放送した奴ですな。映像はそこそこ綺麗か。
"Hot As Sun" も同コンサートから。これは初見でした。
最後はMTVアンプラグドから "Junk" と "That Would Be Something" なんだが、時代が新しいにしては、ちょい画がボケ気味のような。
なお、DVD全体で32分程でした。
あと今回、このデラックス版のブックレットに散りばめられた当時の家族写真が、「McCartney」というアルバムのパーソナルな色彩に凄くマッチしているのですよ。だからこれは意外と良い買い物だったかも。
ただ、実はカンボジア、アンプラグドとも後々、単独タイトルでDVD化という噂があるのだが・・・。
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