「Skylarking」(1986年)のリマスター、「corrected polarity edition」だそうな。
極性修正、とか言われてもピンときませんが。ブックレットの記載によれば、プロデューサーであるトッド・ラングレン所有のスタジオにおけるミックスダウンの際、マルチトラックマシンとステレオミックスマシンの間の配線に間違いがあったらしい。当時は誰も気付かず、XTCの面々は「痩せて迫力の無い音になっちゃったな」と思っていたとのこと。
トッド・ラングレンはこの件について反論しているのですが、やや話がずれている気がしますな。
ともかく、極性云々あるいはリマスター、どちらの効果かはわかりませんが、今回のリイシューでは空気感が豊かなものになったように思います。それぞれの音が生きいきとしているけれども決してうるさくはない。特にギターの音が良くなったなあ。
この「Skylarking」というアルバムは特に我が国で人気が高いようでありますね。個人的にはバンドらしさが濃い "Earn Enough For Us" が一番好き。いや、要はビートルズっぽいからなんだけれど。
今回、"Dear God" がボーナストラックの形ではなく、アルバムの流れの中にちゃんと位置しているのもいいですな。
しかし、このジャケットは…… |
こんにちわ、XTC ファンです。
返信削除ありがとうございます。
御記事は、2014年のCDに関してでしょうか?
私の所には、Burning Shed からまだ届いていませんので。
それとも、2010年のレコード盤なのでしょうか?
レコード盤の方は持っています。
ただ、今回のCD、値段からして、ブックレットは付いていないのだろうと思っていました。
楽しみです。
また、トッド・ラングレンの「反論」と言われるのが、インターネットで流れているのは知っていたのですが、元のものが分からないので、取り合わずにいました。
Paul Myers さんのブログへのコメントだったのですね。
ブログ自体は読んでいたのですが、コメントが入る前だったので。
ありがとうございました。
では、
こんにちは、コメントありがとうございます。
削除僕のはアマゾン・ジャパンで購入したCDです。
ブックレットは歌詞と「WHAT IS CORRECTED POLARITY?」という小文がついているくらいで、そんなに期待しないで下さい。
「Drums & WIres」も楽しみですが、ある程度セールスがないとリイシュー・プロジェクトは続かないと思うので。この新盤「Skylarking」がそこそこ行けばいいのだけれど。