在英の黒人シンガー、ハービー・ゴーインズが1967年、パーロフォンからリリースしたアルバム。
ボーナストラック10曲入り。ブックレットにはハービーのインタビューも。
プロデュースを手掛けたのはビートルズやピンク・フロイドのエンジニアとして知られるノーマン・スミス。彼によって選ばれた曲はポップ寄りのものも多く、元々ブルースやソウルを歌っていたハービー・ゴーインズとしては最初のうちは、違うんじゃないの、という意識があったそうだ。けれど、アルバムとして残されたのは躍動感溢れるダンスナンバーと聴かせるR&B満載のものであります。
バックの音はモータウンやスタックスをお手本にしつつリズムを強調したような印象で、とくにベースの太さが良いですね。そこに乗っかるハービーのボーカルといえば柔軟さと強さを兼ね備え、緩急をわきまえた素晴らしい出来。派手にシャウトを連発するタイプではなく、むしろ落ち着きを感じさせる太い歌いまわしで聴かせるので、かえってコマーシャルなアレンジの曲でも古びていないのではないでしょうか。
モッズ周辺ではアルバムタイトル曲が有名ですが、JBのカバー "I Don't Mind" のブルージーな解釈、モータウンナンバーでの硬派な仕上がりが個人的には気に入っています。
ボーナストラック10曲入り。ブックレットにはハービーのインタビューも。
プロデュースを手掛けたのはビートルズやピンク・フロイドのエンジニアとして知られるノーマン・スミス。彼によって選ばれた曲はポップ寄りのものも多く、元々ブルースやソウルを歌っていたハービー・ゴーインズとしては最初のうちは、違うんじゃないの、という意識があったそうだ。けれど、アルバムとして残されたのは躍動感溢れるダンスナンバーと聴かせるR&B満載のものであります。
バックの音はモータウンやスタックスをお手本にしつつリズムを強調したような印象で、とくにベースの太さが良いですね。そこに乗っかるハービーのボーカルといえば柔軟さと強さを兼ね備え、緩急をわきまえた素晴らしい出来。派手にシャウトを連発するタイプではなく、むしろ落ち着きを感じさせる太い歌いまわしで聴かせるので、かえってコマーシャルなアレンジの曲でも古びていないのではないでしょうか。
モッズ周辺ではアルバムタイトル曲が有名ですが、JBのカバー "I Don't Mind" のブルージーな解釈、モータウンナンバーでの硬派な仕上がりが個人的には気に入っています。
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