2013-05-04

VANDA vol.30


佐野邦彦氏が主宰するミニコミ、VANDAの十年ぶりになる新号が出ました。
表紙はカラフルで、ちょっとイメージが変わりましたね。大きく「Versatile magazine for SOFT ROCK Freaks」と書かれていて、VANDAが漫画と音楽の二本立てだった頃から知っているものが見ると、それだけじゃないんだけどな、という気はします。

と言っても、内容の方は十年という時間を感じさせないもの。商売抜きで自分が興味のあるものについて書く場、という点は変わってなくて。
びっしりと詰まった活字を見ると、相変わらずだな、と嬉しくなりますな。

巻頭はアンディ・ウィリアムズの特集。ディスコグラフィーが圧巻

個人的に良かったのはワーナー傘下のヴァリアント・レーベルのオーナー、バリー・デヴォーゾンのインタビュー。彼がかかわったカスケーズやアソシエイションは勿論、日本のジャニーズにも言及されています。

韓国のリイシュー会社、Beatballの社長のインタビューも面白い。実は韓国内ではソフトロックは全然売れなくて、日本を含む海外向けにやってるんだ、とか。
いま、再発を企画しているものとしてペギー・リプトンの名も挙がっていました。

ウェブ上をいくら廻っても見つけられないような記事が満載でありますが、さて、次号はあるのでしょうか。音壁新聞は「13th OR LAST」となっているけれど・・・。

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